2008年02月28日
シートポストを引っこ抜け!!~死闘編
決戦前々日
さてさて、ここまでは首尾よく来ている。
もしかしたら、本当にシートポストが抜けちゃうかもよ!?
かなり気分が良い。
設備の部長のアドバイスは、
「パイプレンチのサイズは350mmで十分だが、450mmの方が柄が長くパワーがある。喰い付きはどっちも変らない。」
で、450mmをお借りすることに。
2/22(金)、金曜の夜に酔っ払いを尻目に、やたらカバンが重たいが、足取りは軽く帰宅した。
3年越しの念願が叶うのかと思うと、この時期は返り討ちにあう可能性の高いメバルリベンジよりもある意味楽しみだ♪
決戦前日
2/23(土)昼前、ホントに返り討ちにあった釣行から帰ると、CRCを挿しつつ軽~くシートポストをブン殴っておく。
「メバルめっ!メバルめっ!!なぜ私の行く日はいつも渋いのだっ!?」
「あの落とし方でもまだ不満かっ??」
「それとも風が出て濁りが入ったからモエビでは不満か!?」
「そのクセ青イソメにも喰ってこないやんけ~っ!!!」
「コンニャロっ!コンニャロっ!!コォンニャアロォオオ~っ!!!」
「ガンガンガンっ!ガンガンガンっ!!ガガガガガガガガガ・・・・!!!」
「ハ~!ハ~ッ!!ハァ~ッ!!!」
と、いう具合にに軽くです(^_^;)
いや、翌日の本番が楽しみですな♪
2/24(日)決戦当日
所用でスタートが遅れましたが、陽も傾きかけた夕方、本番開始です。
な~に、ココまで4週間以上毎週末CRC&ゴムハンマー攻撃を繰り返してきたんだから大丈夫でしょう♪
さて、先ずはゴムハンマーとCRC片手にシートポストにご挨拶を。
「今日が貴様の命日となる。」
「覚悟は良いか!?」
「うりゃあ~!!!」
・・・(以下略)
お茶を飲みながらCRCが染み渡るのを待ちます。
決戦前の静かなひと時です・・・
さてさて、ここまでは首尾よく来ている。
もしかしたら、本当にシートポストが抜けちゃうかもよ!?
かなり気分が良い。
設備の部長のアドバイスは、
「パイプレンチのサイズは350mmで十分だが、450mmの方が柄が長くパワーがある。喰い付きはどっちも変らない。」
で、450mmをお借りすることに。
2/22(金)、金曜の夜に酔っ払いを尻目に、やたらカバンが重たいが、足取りは軽く帰宅した。
3年越しの念願が叶うのかと思うと、この時期は返り討ちにあう可能性の高いメバルリベンジよりもある意味楽しみだ♪
決戦前日
2/23(土)昼前、ホントに返り討ちにあった釣行から帰ると、CRCを挿しつつ軽~くシートポストをブン殴っておく。
「メバルめっ!メバルめっ!!なぜ私の行く日はいつも渋いのだっ!?」
「あの落とし方でもまだ不満かっ??」
「それとも風が出て濁りが入ったからモエビでは不満か!?」
「そのクセ青イソメにも喰ってこないやんけ~っ!!!」
「コンニャロっ!コンニャロっ!!コォンニャアロォオオ~っ!!!」
「ガンガンガンっ!ガンガンガンっ!!ガガガガガガガガガ・・・・!!!」
「ハ~!ハ~ッ!!ハァ~ッ!!!」
と、いう具合にに軽くです(^_^;)
いや、翌日の本番が楽しみですな♪
2/24(日)決戦当日
所用でスタートが遅れましたが、陽も傾きかけた夕方、本番開始です。
な~に、ココまで4週間以上毎週末CRC&ゴムハンマー攻撃を繰り返してきたんだから大丈夫でしょう♪
さて、先ずはゴムハンマーとCRC片手にシートポストにご挨拶を。
「今日が貴様の命日となる。」
「覚悟は良いか!?」
「うりゃあ~!!!」
・・・(以下略)
お茶を飲みながらCRCが染み渡るのを待ちます。
決戦前の静かなひと時です・・・
さて、今度こそホントに本番・・・
再度ゴムハンマーで叩きまくり、一呼吸おいてからパイプレンチをセットして、気合一閃!!
「うぉおりゃあああああ~っ!!!」
ありり?ビクともしません(・・?
気を取り直して、
「くんにゃろぉおおおお~~~っ!!」
ズリズリっとパイプレンチがずれて、シートポストの表面をなめてしまいました(ーー;)
何度か繰り返すうちに、パイプレンチは奥の方で噛ますより、真ん中の歯で噛ませた方が良いことが分かり、滑らなくなりました。
しかし・・・なめなくなってもビクともしません(T_T)
メチャクチャ固い!!
いや、固くなければ、とうの昔に抜けているような気もしますが(^^ゞ
確かWEBで調べたどっかのページには「二人でフレームを押さえて、一人がパイプレンチを回す」とか書いてあったように思います。
しかし、女子供の手を借りても反って危険というもの・・・

中々上手くいきません・・・
さて、どうするか??
ここは玄関の壁の力を借りてみましょう。
フレームが傷つかないようにタオルを巻いて、壁の端に押し付けるようにして、、、
「どぉおおりゃあああああ~~っ!!!」
ビクともしません(-_-;)
何度か繰り返しましたが、そのうちにタオルが切れてついにフレームを傷つけてしまいました。塗装も補修せねば(T_T)

日が暮れてきました(ーー;)
あきらめてなるものか!!
考えた末、壁が邪魔して足が上手く使えないことが問題のような気がしてきました。
ふと横を見ると、「止まれ」と書いた道路標識が「僕も手伝ってもいいんだよ・・・」と私に語りかけてくれているじゃありませんかっ!!
「親切にありがとうね。気付かなくてごめんよ。」と標識に語り掛けつつ、手伝って頂くことに。
え~っ、文章では説明しにくいのですが、、、
標識の向こうに自転車を置き、フレームを引っ張って標識に押し付けるように、自転車に関節技をかけるように足を絡みつかせてですね・・・
ヘタをすれば後頭部をアスファルトに打ち付けそうな体勢で、、、
「今度こそ~!!!」
ガツっ!ガツっ!!ビクともしません(-_-;)
それでも、さっきまでと比べると、格段に力が伝わっているような気がします。
あきらめずに、パイプレンチをハンマーで叩いたり、色々試し・・・
あっ!!
熱湯を忘れていましたね~(^_^;)
湯を大量に沸かして、ブッ掛けます!!
フレーム内部に湯が入らないように車体を階段に逆さに置いて慎重に~
本当は、この後急冷すると良かったのでしょうが頭がそこまで回りませんでした(^^ゞ
しかしながら、それなりに効果はあったようで・・・
死闘決着!!!
渾身の力を込めて~ガツっ!ガツっ!!と繰り返すうちに~「ギッ」
ん?今「ギッ」って言わなかったか??
でも、動きません。
もう一度渾身の力をこめて~「ギッ」
確かに「ギッ」と言いました。
ならば、再度~「ギッギッ、ギギギィ~っ!!」
「やったぁ~!!!」
恥も外聞もなく、マジで叫んでしまいました(^_^;)
ところが、ほどなく回るようになったのは良いのですが、簡単には抜けません(^_^;)
所詮、パイプレンチは回すだけのもの。上にサドルが付いていれば簡単に引き抜けるのですが、今やそれも望めません。
手で掴んで、引き抜こうにも手を掛けるところもなく、パイプレンチでなめた跡がバリになって触れれば手が切れます。
仕方なく、上に力を掛けながら回して、少しずつ、少しずつ・・・
最初は回るだけで中々上がっていきませんでしたが、あるところから急に動きが良くなり・・・ズリズリズリ~っ!
ついにガポッ!
「やったぁ~!!!」
またもや、雄叫びを上げてしまいました(^^ゞ
いやぁ~この達成感、堪りません!!!
最近、いや今年に入って一番嬉しかった瞬間です。
やって良かったです!!
あ、でも人から頼まれても絶対に断りますけどね(-。-)y-゜゜゜
最初に愛車を復活させようと思い立ってから3年3ヶ月、ようやく光明が見えてきました!!
シートポストを検証してみる

サビサビ~(ーー;)
付着した錆はシートポストの端までCRCでベトベト、よ~く染み渡っていたみたい(*^^)v

拭き取ってみるとシートポスト自体には、ほとんど腐食が見られない・・・
ということは、シートチューブがサビサビなのか!?
う~ん、新しいシートポストはマトモに入るのかいな?
それとも抜くまでに相当クルクル回したので、錆が取れてしまったのか??微妙(^_^;)
次の課題が見えてきた
誕生日まで残り2週間くらい。
その間にシートチューブ内部の錆落とし&クリーニングを考えねばなりますまい!!
自転車屋に頼んでリーマーをかけてもらうのが一番なのでしょうが、工賃が心配(^^ゞ
何か良い手を考えないと・・・。

シートチューブに入っていたシートポストは10.5cm
私ってば意外と足が短いみたい(笑
反省点&考察:
・軍手は絶対に必要ですね!!あまりこういう作業をしないので思いつかなかったのですが、手は油などで汚れますし、何より切り傷多数(-_-;)
・パイプレンチの使い方にもっと気をつけるべきでした。最初からキチンと使えていれば、シートポストをあそこまでボロボロにせず、作業も早く完了したと思います。また、バリだらけになったシートポストは凶器です(^_^;)
・熱湯はもっと早い段階でかけるべきでした。効果有りです!!また、やりませんでしたが、熱収縮を利用するのだから、加熱後急冷した方が絶対に効果は高かったと思います。もしかしたら、熱することによりCRCの浸透がよくなったという可能性もありますが。
・こういう作業には計画性が大事ですね!!
サドルとペダルを購入したときに、パイプレンチや熱湯のことをキチンと調べられていたなら、これほど長くかからなかったに違いありません。シートポストのやぐら部分が取れてしまうこともなく、作業がもっと簡単に済んだかもしれません。

今回、大活躍の3つのツール!!
シートポスト固着三種の神器と命名しよう(笑
あ、やっぱりやかんを忘れている・・・(^_^;)
再度ゴムハンマーで叩きまくり、一呼吸おいてからパイプレンチをセットして、気合一閃!!
「うぉおりゃあああああ~っ!!!」
ありり?ビクともしません(・・?
気を取り直して、
「くんにゃろぉおおおお~~~っ!!」
ズリズリっとパイプレンチがずれて、シートポストの表面をなめてしまいました(ーー;)
何度か繰り返すうちに、パイプレンチは奥の方で噛ますより、真ん中の歯で噛ませた方が良いことが分かり、滑らなくなりました。
しかし・・・なめなくなってもビクともしません(T_T)
メチャクチャ固い!!
いや、固くなければ、とうの昔に抜けているような気もしますが(^^ゞ
確かWEBで調べたどっかのページには「二人でフレームを押さえて、一人がパイプレンチを回す」とか書いてあったように思います。
しかし、女子供の手を借りても反って危険というもの・・・
中々上手くいきません・・・
さて、どうするか??
ここは玄関の壁の力を借りてみましょう。
フレームが傷つかないようにタオルを巻いて、壁の端に押し付けるようにして、、、
「どぉおおりゃあああああ~~っ!!!」
ビクともしません(-_-;)
何度か繰り返しましたが、そのうちにタオルが切れてついにフレームを傷つけてしまいました。塗装も補修せねば(T_T)
日が暮れてきました(ーー;)
あきらめてなるものか!!
考えた末、壁が邪魔して足が上手く使えないことが問題のような気がしてきました。
ふと横を見ると、「止まれ」と書いた道路標識が「僕も手伝ってもいいんだよ・・・」と私に語りかけてくれているじゃありませんかっ!!
「親切にありがとうね。気付かなくてごめんよ。」と標識に語り掛けつつ、手伝って頂くことに。
え~っ、文章では説明しにくいのですが、、、
標識の向こうに自転車を置き、フレームを引っ張って標識に押し付けるように、自転車に関節技をかけるように足を絡みつかせてですね・・・
ヘタをすれば後頭部をアスファルトに打ち付けそうな体勢で、、、
「今度こそ~!!!」
ガツっ!ガツっ!!ビクともしません(-_-;)
それでも、さっきまでと比べると、格段に力が伝わっているような気がします。
あきらめずに、パイプレンチをハンマーで叩いたり、色々試し・・・
あっ!!
熱湯を忘れていましたね~(^_^;)
湯を大量に沸かして、ブッ掛けます!!
フレーム内部に湯が入らないように車体を階段に逆さに置いて慎重に~
本当は、この後急冷すると良かったのでしょうが頭がそこまで回りませんでした(^^ゞ
しかしながら、それなりに効果はあったようで・・・
死闘決着!!!
渾身の力を込めて~ガツっ!ガツっ!!と繰り返すうちに~「ギッ」
ん?今「ギッ」って言わなかったか??
でも、動きません。
もう一度渾身の力をこめて~「ギッ」
確かに「ギッ」と言いました。
ならば、再度~「ギッギッ、ギギギィ~っ!!」
「やったぁ~!!!」
恥も外聞もなく、マジで叫んでしまいました(^_^;)
ところが、ほどなく回るようになったのは良いのですが、簡単には抜けません(^_^;)
所詮、パイプレンチは回すだけのもの。上にサドルが付いていれば簡単に引き抜けるのですが、今やそれも望めません。
手で掴んで、引き抜こうにも手を掛けるところもなく、パイプレンチでなめた跡がバリになって触れれば手が切れます。
仕方なく、上に力を掛けながら回して、少しずつ、少しずつ・・・
最初は回るだけで中々上がっていきませんでしたが、あるところから急に動きが良くなり・・・ズリズリズリ~っ!
ついにガポッ!
「やったぁ~!!!」
またもや、雄叫びを上げてしまいました(^^ゞ
いやぁ~この達成感、堪りません!!!
最近、いや今年に入って一番嬉しかった瞬間です。
やって良かったです!!
あ、でも人から頼まれても絶対に断りますけどね(-。-)y-゜゜゜
最初に愛車を復活させようと思い立ってから3年3ヶ月、ようやく光明が見えてきました!!
シートポストを検証してみる
サビサビ~(ーー;)
付着した錆はシートポストの端までCRCでベトベト、よ~く染み渡っていたみたい(*^^)v
拭き取ってみるとシートポスト自体には、ほとんど腐食が見られない・・・
ということは、シートチューブがサビサビなのか!?
う~ん、新しいシートポストはマトモに入るのかいな?
それとも抜くまでに相当クルクル回したので、錆が取れてしまったのか??微妙(^_^;)
次の課題が見えてきた
誕生日まで残り2週間くらい。
その間にシートチューブ内部の錆落とし&クリーニングを考えねばなりますまい!!
自転車屋に頼んでリーマーをかけてもらうのが一番なのでしょうが、工賃が心配(^^ゞ
何か良い手を考えないと・・・。
シートチューブに入っていたシートポストは10.5cm
私ってば意外と足が短いみたい(笑
反省点&考察:
・軍手は絶対に必要ですね!!あまりこういう作業をしないので思いつかなかったのですが、手は油などで汚れますし、何より切り傷多数(-_-;)
・パイプレンチの使い方にもっと気をつけるべきでした。最初からキチンと使えていれば、シートポストをあそこまでボロボロにせず、作業も早く完了したと思います。また、バリだらけになったシートポストは凶器です(^_^;)
・熱湯はもっと早い段階でかけるべきでした。効果有りです!!また、やりませんでしたが、熱収縮を利用するのだから、加熱後急冷した方が絶対に効果は高かったと思います。もしかしたら、熱することによりCRCの浸透がよくなったという可能性もありますが。
・こういう作業には計画性が大事ですね!!
サドルとペダルを購入したときに、パイプレンチや熱湯のことをキチンと調べられていたなら、これほど長くかからなかったに違いありません。シートポストのやぐら部分が取れてしまうこともなく、作業がもっと簡単に済んだかもしれません。
今回、大活躍の3つのツール!!
シートポスト固着三種の神器と命名しよう(笑
あ、やっぱりやかんを忘れている・・・(^_^;)
Posted by takaq at 16:07│Comments(4)
│自転車
この記事へのコメント
終っちゃったですか・・・(゚Д゚ )ムハァ連載?!
もっと、読みたい~
もっと、読みたい~
Posted by daisuke at 2008年02月29日 23:38
いつの間にこんな事に着手していたとは。
私も実は元バイカーなのでこの手のトラブル対処は経験してますハイ。
工事現場から足場用の直角交差クランプを借りて来て、タオルを巻いたシートポストに噛ませ1mの足場管をもう一方に噛ませます。
フレームを逆さにして足場管の端を縁石の角に押し付け固定した上で、ヘッドチューブを掴んでフレーム自体を捩りました。
肩が脱臼しそうな力を要しましたが一発で抜けました(笑
抜ける寸前、フレームの捻れが尋常でない感触で心臓に悪かったです。
私も実は元バイカーなのでこの手のトラブル対処は経験してますハイ。
工事現場から足場用の直角交差クランプを借りて来て、タオルを巻いたシートポストに噛ませ1mの足場管をもう一方に噛ませます。
フレームを逆さにして足場管の端を縁石の角に押し付け固定した上で、ヘッドチューブを掴んでフレーム自体を捩りました。
肩が脱臼しそうな力を要しましたが一発で抜けました(笑
抜ける寸前、フレームの捻れが尋常でない感触で心臓に悪かったです。
Posted by よっちゃん at 2008年03月01日 04:29
>daisukeさん
いやぁ、シートポストが抜けたのが、あまりにも快感ではじめましたが、、、続きはどうしましょうかね?
乗れる状態になるまでは続けたいですが…
>よっちゃんさん
いろいろと経験されてますね!
CRCとか使わなかったですか?脱臼しそうなほど力を入れてよくフレームが無事でしたね(^_^;)
いやぁ、シートポストが抜けたのが、あまりにも快感ではじめましたが、、、続きはどうしましょうかね?
乗れる状態になるまでは続けたいですが…
>よっちゃんさん
いろいろと経験されてますね!
CRCとか使わなかったですか?脱臼しそうなほど力を入れてよくフレームが無事でしたね(^_^;)
Posted by taka at 2008年03月02日 09:39
スーパーで入手した無料のドライアイスと薬局で入手したエタノールで作った寒剤を流し込んだらシートポストが収縮して外しやすくなったよ(^ω^)
Posted by taro at 2015年05月30日 10:09
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